2008年11月11日

曇り空の日に想ったこと

どんよりとした曇り空の1日は、日本の秋らしくないけれど、私は好きだ。

晴天の時には、スーッと天空に抜けていく「人のおもい」が、雲で覆われていると、

地表に留まり、その辺を漂っているような気がする。

そのような「おもい」を追求していったのが、アートや哲学だと思う。

あっけらかんとした晴天の下では、アートや哲学は生まれないのです。

ここ数日、曇り空が続いているので、きっとたくさんのアートが創出された

のではないかと、思ってしまう。


夜、久々にTVの民法局を見たら、(普段はNHKしか見ないのです。なんせ、ウチは

NHKとSBSしか映らないのですワ。。)数日前に他界した筑紫哲也さんの

追悼番組を放映していて、思わず見入ってしまった。

番組では、筑紫さんのガンとの闘病生活を、彼の日記を元に生生しく伝えていた。

その生生しさが、いかにも筑紫さんを追悼するのに、ふさわしい番組だったと思う。


かっこ良く「フェイドアウト」して行ってしまった筑紫さん、天国に行っても、きっと報道活動

を続けられることでしょう。






Posted by すーさん at 23:19│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
曇り空の日に想ったこと
    コメント(0)