atelier Su’

年末3日間の大掃除プロジェクトの締めくくりは、２Fのシーリングライトの取替えの完了でした。

いままでは、このアトリエに入居する前からつけられていたシャンデリアを、そのまま

使用していたのですが（なんと2年間も）、ようやく、取り替えることができたのです。

電気屋さんに頼むと高いから、もう、自分でやっちゃいました。

実は、大掃除をやりながら、かたやこの取替えを行い、それになんと３日間かかったのです。

初日は取り外し、2日目は金具を買いに行き、3日目に天井に穴明け、電線の結線、と・・・

取り付け終わってスイッチオン。

このペンダントはイタリアにいるときから使っていたFLOSというメーカーのもの。

奥にちらっと見えているフロアスタンドも、共に、アッキーレ　カスティリオーニ

というイタリアの巨匠デザイナーがデザインしたもので、私が惚れに惚れ込んでいる

照明器具です。　やっとこれがつけられて、感無量です。

　

あと、数時間で2007年も過ぎていきます。

どうか、皆様、良いお年をお迎えください。  

今年は例年になく、年末の大掃除や片付けに力をいれて取り組んでいます。

例年は、なんだかんだと言い訳をもうけ、年末に大掃除せず、年が明けてから

近所の人の目をはばかって、こっそり大掃除していたのです。

今年は、その私が、なんと29日から3日間という予定を組み、家の中を綺麗にしている

ではないですか！　

片付けをしていると、どこかに隠れていた猫用のボールが出てきました。

目ざとく見つけたチビリーノ君は、さっそくボールとお遊び。



さすが、サッカーの本場、イタリアからきた猫。ボール蹴りは大得意です。



「お掃除はきらいだけれど、ボール蹴りは大好きだよ！」

あ～、こっちは猫の手も借りたいくらい忙しいんだから、お掃除手伝って欲しいよう。



お掃除しながら、いろいろなことを考えました。今年は、昨年にオープンしたアトリエの活動が、

　Atelier MARUMIRU　　さん他多くの方々の協力を得て、少し軌道に乗ってきたように感じます。

ひとりでできることはかなり限られているけれど、何人かの力が集まると、それがぐっと広がる、

そんな実感をさせていただいた1年でした。これからも多くの方といろいろな試みをしてゆきたい、

と思っております。　今年1年に出会った方々、いろいろとありがとうございました。

又、来年もおもしろい経験を共有しましょうね！








  

先日、うかがった佐藤秀子さんのシュガーアートと

吉原峰代さんのカリグラフィーの「Sweet　＆　Art」展でいただいた、アートシュガー。

こんな小さな角砂糖に、かわいいアートが！





先日１通の封筒がMilanoから届きました。　中にはチョコレートがひとつ入っているだけ。




このパッケージングの男の子はアルト君。

なんと、デザイナーである彼のパパが、自分の息子の写真を

チョコレートのパッケージングにしたのです。

これぞ、まさにオリジナルチョコレート。

ところで、これ、販売しているのかな？？？





  

クリスマスの今日、打ち合わせで訪れたのは、11月のatelier Su'の展示会にも参加していただいた

アーティストの森さんのアトリエ。



これらは能装束に使うという、特殊な和紙を使った作品。渋さの中に奥深い華やかさがあります。









「和紙」というひとつの素材と向き合う、アーティストの姿勢がひしと伝わってきます。

作品の素晴らしさに感激したばかりでなく、昭和の古い日本家屋に構えられた

そのアトリエにも思わず、「かっこいい～」を連発。

木造、瓦屋根、ふすま、障子、畳・・・、これぞ日本家屋ではないですか。　

我ら日本人は、このような日本の文化を、もっと自覚し大切にすべきだよね。

　
打ち合わせが終わった後も、こたつを囲んでひとおしゃべりして帰りました。











  

今日と明日はクリスチャンにとって1年の中で最も大事な日です。

イタリアでは12月24日の真夜中から各都市の主要な協会で

キリストの誕生を祝うミサが行われ、25日のお昼は家族全員が集合し、

大テーブルを囲んで食事をするのです。イタリアでは、結婚式の時の食事と、

このクリスマスの日の食事ほど、時間をかけて行うものはありません。

そんなイタリアでの習慣を忘れず、今晩は鳥の丸焼きを作りました。

鳥の丸焼きは我が家の冬の定番料理でもありますが、作り方は超簡単。

鳥に塩をたっぷりと振り、（お腹の中に小さじ３ほどと、外側全体にもたっぷり）

お腹の中にローズマリーとセージをたっぷりと詰め、おしりを楊子や料理糸で

軽くとじ、あとはオーブンに放り込むだけ。　コツは塩をたっぷりと振ることです。

1時間半～2時間ほどゆっくり焼くとできあがり。部屋も暖まるし、鳥を焼く

香ばしい匂いが家中にひろがります。

焼いている間中、猫のチビリーノもそわそわ。








かぼちゃの入ったミネストローネもおいしくでき、

これから厳かな食事が始まります。


  

アトリエ12月展企画のパネットーネ教室に参加しました。

初めて体験するパン教室。期待に胸がふくらみます。



これが材料。以外とシンプル。



途中経過の画像がありませんが、これらの材料を、かなり良くコネ、丸くまとめて発酵させます。

こねるシーンでは、陶芸で土の「菊練り」をこなしている我ら陶芸チームは、楽勝。



発酵させている間はティータイム。シュトーレン（下の写真）をつまみながら、おしゃべりに花が咲きます。



2回発酵させてから焼くと、



ほーら、こんなにパンパンのパネットーネができあがり。

イタリアではこの時期になると、誰もがかならずこれを食べる、

そんな、クリスマスを象徴するパン菓子です。






  

今日は、展示に出展された方々が搬出にみえ、いよいよ、展示会が終わったんだ、と実感。

展示会のときの飾りつけがどんどん片付けられていくと、なんとなくさみしくなります。

祭りのあとの寂しさ、って感じ。　

でも、だからいいのかも。祭りはずっと続いたら、祭りじゃないもんね。

出展にご協力いただいた皆さん、そして、ご来店いただいた皆さん、どうもありがとうございました。

又、これからもよろしくお願いいたします。　そして、MARUMIRUさん、お疲れ様でした。




  

この時期はカクタスデザインの新日本軍手がとても重宝します。

作業用にも防寒用にも使えるからです。それ以上に感心することは、

軍手をこんなモダンなものにしてしまう、そのアイデアです。

そのアイデアが評価され、この新日本軍手は2007年のGOOD　DESIGN賞を受賞しています。






これらの４ｔｈ market のテーブルウェアは、直火にもかけられ、オーブンも電子レンジもOKな、優れもの。

使っている土が特殊だそうです。　そのままテーブルに出してもいいし、料理することと食事することが

ぐっとちかづいた、そんなファッショナブルで機能的な４ｔｈ　marketのテーブルウェアは、自慢じゃないけれど

静岡では当アトリエでしか扱っておりません。　


ところで、展示会ももう残すところ、あと1日。

これらの素晴らしい展示品とお別れしなくてはならないかと思うと、ちょっとさびしくなるのです・・・










  

今朝、突然東京の高橋さんから　「今、静岡駅なんだけれど・・・」との電話あり。

高橋さんは今回の展示に参加していただいている陶芸の作家さんで、

設計事務所勤務のかたわら、陶芸活動をされているすごい人です。







高橋さんの陶器はあたたかみがあり、使う人をほんのりとさせてくれます。




RAYさんのアクセサリーは、さりげなくて、つける人を選ばない、そんなところが

多くの人に好感をよんでいます。



セーターの上からも身につけられて、とても使いやすいそう。





おおげさじゃなくて、でも、身につけることで、気分がかえられる、そんなRAYさんのアクセサリーです。











  

昨日出来上がってきたばかりのデイジーさんの小物です。





なんとも新鮮な色・柄使い！　同じ花柄でも、色や構図の使い方で、こんなにフレッシュな仕上がりになるのですね。

デイジーさんのセンスの良さがうかがえます。






そして、こちらはTeePeeさん。　この様々なパンチングは、私の工作意欲をかきたて、つい、「雪」と「星」を

購入してしまいました。　さっそく、パンチング。　なんとも簡単にファンタジックな模様ができるではないですか！

こりゃ、たまらん・・・　ほんとうは、もっと欲しいけれど、2種類でがまんしとこう。



そして、こんなてづくりクリスマスカードもあります。　クリスマスを迎えるのが、楽しくなりそう。



これは、atelier Su'　のオリジナル　オーナメントです。スワロフスキーのビーズを使っているので、きらきら光ってきれい。







　
  

クリスマスの時にいただくイタリアのパン、といえば、パネットーネ。

その意味は、「大きなパン」です。　イタリアでは、この時期に人が集まると、このパネットーネを

切り分けて、シャンパンと共にいただくのです。これを食べないと、クリスマスを迎える気分になれない、

クリスマスを代表する食べ物です。




そんなパネットーネの作り方の教室が今週末と来週末にあります。

講師は、現在、静岡新聞に料理コラムを掲載中の安富万里子先生。


日程：　12月16日（日）１３：３０～１６：３０

　　　　　12月23日（日）１３：３０～１６：３０

場所：静岡市葵区鷹匠３－２０－１７
　　　
　　　　atelier Su' 2階

参加費：　2,500円　（試食・シャンパン付き）

各自作った分は持ち帰りしていただきます。

持ち物：エプロン、手拭

申し込み：　（０５４）２５２－００３８
　　　　　　　　０９０－７０４８－５４６７（鈴木）
　　　　　　　　atelier.su@nifty.com
　　　　　　　　

皆さんのご参加をお待ちしております。


　　　　　


　　　　　





  

今日は展示会はお休みだけれど、出展作品の紹介の続きをします。



MARUMIRUさんのバックも、色使いがクリスマスっぽくて、とても華やか！



mizutori＆ひびのこづえさんのひのきのはきものとMARUMIRUさんのバック。

魚の形をしたサンダルは、とてもおんなっぽくて、MARUMIRUさんのあでやかなバックととても似合ってます。




これもmizutoriさんとMARUMIRUさん。　別に打ち合わせしたわけではないけれど、とても良く似合っています。





MARUMIRUさんのオーナメントとOHANAさんのミニツリーをニッチの中に飾ってみました。　ニッチの中に、ひとつの世界

が広がります。



  

今日からはそれぞれの出展作品をご紹介します。




これらのリースはＯＨＡＮＡさんのてづくりのもの。

ＯＡＨＡＮＡさんのセンスの良さは定評があり、ファンがどんどん増えている、って感じ。なんせ、かのティファニーの仕事、なんぞ

されているのですよ。すご～い。






ＯＨＡＮＡさんの作品を見ていると、（お花って、すごいロマンがあり、女性の感性が最も生かされる世界だなぁ）とつくづく

感じます。
  

天気がとても良くて、思わず「外にでかけたい」そんな気分にさせられる日和でしたが、

私は猫のチビリーノとともに展示会のお当番。

気分を変えるつもりで、エントランス周りを昨日とは変えてみました。





そして、テーブル周りも、昨日とは少し変えて・・・



お客さんもあまり来なかったので、さかんにじゃれつくチビリーノと遊んですごした1日でした。



  

クリスマスカラーといえば、サンタクロースの赤、雪の白、もみの木の緑。

なんか元気が出そうな色どりです。そういえばイタリアの国旗もこれらの色だワ。






こんな元気な色を用意して待っていたのに、来るべき人々も来ずで、展示会2日目の今日は、ちょっと静かな1日でした。

ＭＡＲＵＭＩＲＵさんと「こんな日もあるんだね～」と慰め合い、早々に店じまい。

ま、明日に期待しましょう。