2009年11月14日
駿河指物
先日まで静岡で行われた国民文化祭の
最終日に行ってまいりましたので、そのご報告を。

数ある展示の中でも、私のお目当ては、静岡の伝統工芸品の展示。
この日は駿河指物の実演が行われていました。

ここで、静岡の木工指物についてご紹介すると、
徳川家康の居城であった駿府城の造営、浅間神社の造営のために
各地から優秀な技能を持った大工や漆工たちが工事終了後も、気候の良い
静岡に永住し、静岡の木工産業の発展へと繋がっているのです。

ホゾ切などをして、木を繋いでいく技術を、指物といいます。
駿河指物は、貴族的で雅な京の指物と、粋な直線と淡白な味わいの
江戸指物の両方を取り入れているのが特徴です。
大変残念なことですが、現在はこのような伝統的な技術を継承する職人さんも減る一方です。
私たちのようなデザイナーが、このような伝統工芸師の方達と、コラボレーションして、
伝統工芸の新たなあり方を生み出すことはできないものでしょうか・・・
それを実現することが、デザイナーとしての自分の使命であると、
私は思っています。
最終日に行ってまいりましたので、そのご報告を。

数ある展示の中でも、私のお目当ては、静岡の伝統工芸品の展示。
この日は駿河指物の実演が行われていました。

ここで、静岡の木工指物についてご紹介すると、
徳川家康の居城であった駿府城の造営、浅間神社の造営のために
各地から優秀な技能を持った大工や漆工たちが工事終了後も、気候の良い
静岡に永住し、静岡の木工産業の発展へと繋がっているのです。

ホゾ切などをして、木を繋いでいく技術を、指物といいます。
駿河指物は、貴族的で雅な京の指物と、粋な直線と淡白な味わいの
江戸指物の両方を取り入れているのが特徴です。
大変残念なことですが、現在はこのような伝統的な技術を継承する職人さんも減る一方です。
私たちのようなデザイナーが、このような伝統工芸師の方達と、コラボレーションして、
伝統工芸の新たなあり方を生み出すことはできないものでしょうか・・・
それを実現することが、デザイナーとしての自分の使命であると、
私は思っています。
Posted by すーさん at 18:29│Comments(0)
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