2011年05月02日
ミラノサローネ2011の展示2

町のシンボル、ミラノ大聖堂はイタリアを代表するゴシック建築です。
ヨーロッパでも北のほうに行くとゴシック建築が多くみられるのですが、
イタリアではあまり発達しなかった建築様式です。
数年がかりで行われていた外壁の清掃工事も終わり、
ミラノの大聖堂は、気高く、堂々と人々を受け入れてくれます。
この大聖堂、1300年代から造営が始められ、なんと600年間かかって
完成したのですよ!!
600年間も造り続けるという、その執念には脱帽します。
さて、展示のほうの続きをごらんいただきます。
今回のミラノサローネで最も感激したのが、このRiva1920という
メーカーの木を主体とした製品の展示でした。
今までに紹介したメーカーもそうですが、このメーカーも北イタリア
にあるメーカーです。


木って、人間にとても身近な素材で、家具の素材としても
原点にあるものといえます。
その「木」という素材を、さまざまなデザイナーや建築家が
それぞれの想いで「家 具」という製品にしています。

奇抜さや流行などとは全く関わらず、又、「製品」や「商品」という概念
からも開放された、「自由な発想の木の家具」が、そこにはありました。
Posted by すーさん at 00:00│Comments(0)
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